彼はビデオ出力の IPコアである logiCVC-ML の担当だ。ダバーを含むやや年寄りの人たちと違って訛りが少ないきれいな英語をしゃべる。ゆっくりしゃべっているから聞き取りやすいのかもしれない。最初にブロック図を見ながらの概要を説明。さらに、IP コアとしてのシグナル、そして、レジスタ設定と丁寧にときおり質問はないかと我々の理解度を測りながら説明をしてくれた。技術的に特記すべきことはあるレイヤーをスクリーン上のあらゆる場所に配置表示できるということ。これによりマウスカーソルのような描画に対応している。また、xylon の別のIPコアである logiMEM と接続したときにRAMの読み書きのバーストサイズを最大64バイトに設定でき、これは PLB の最大16バイトに比べてかなり転送効率のよい値である。なお、PLB v4.6 に対応済みでこれは MPMC を使っているとのこと。面白い機能として外部入力をレイヤーにすることが出来る機能がある。これは logiWIN との接続とは別に可能なのだが、これによりテロップとか別 VRAM を持つ CMOS カメラからの画像とか DVI の入力などをレイヤーとして持つことが出来る。
いろいろ話を聞いていると素敵なデモが出来そうな気がしてきた。ユラ自身は FPGA プログラマなのであまりソフトには注力してないようで、見せてもらったデモは今ひとつインパクトにかけるものだった。まさにここの部分は我々がサポートできかつ活躍できる部分なのではないかと思う。
まったく技術的にならないこの blog もやっと月曜日の午前中のレクチャーを受けて、多少なりとも技術の話が書けるようになった。詳しい、内容は公式に www.xylon.jp で日本語で公開していく予定だ。