新千葉 ガーベージ・コレクション

FPGA マガジンやインターフェースで書けなかったこと等をちょぼちょぼ書いてます。@ryos36

ビオレッタと logiTAP

タッチパネルのソリューションの xylon の logiTAP へはこちら http://www.xylon.jp/ja。以下は筆者の私の blog です。

英語読みだとバイオレッタ。まじめそうな目鼻立ちがはっきりとした女性だ。スペインの闘牛場の近くで情熱的な踊りを踊ってそうな顔立ちといったらいいのだろうか?ただ、態度は物静かで座る位置も含めてた気の使いようが細かい。木曜日の朝はそのビオレッタから logiTAP 全般の話と EDK を使ったソフトウェア開発についてのレクチャーを受ける。logiCRAFT の platform もバージョンアップし 2.1.0.0. となった。それに伴い新しいデモが加わった。TAT の GUI ビルダーを使ったデモだ。この GUI ビルダーに詳しいのはゴーラン・パンターだ。ゴーランは日本のコメディアンのチャースケデチャースと笑いを取っていた人に似ている。趣味はクライミングだそうだ。ものすごく気さくな人で初日に私がユラと話しているところに来て、PCI について教えてくれという。私が Linux に詳しいのを知っているところを見ると、もしかしたら、彼とはメールで過去に2〜3回話したことがあるのかもしれない。

TAT の GUI ビルダーの説明を彼から受ける。TAT のデモは2つの部品で構成されている。ひとつは XML を中心としたデータ。XML は簡単なスクリプトになっている。もうひとつはそのスクリプトを解釈するエンジン。TAT のウェブサイトからダウンロード可能な PC 用のデモがそのまま logiTAP 上で動く。そのままというところがポイントだろう。ただし、スクリプト・エンジンは機能のすべてを使おうが一部使うまいが、すべての機能が盛り込まれた形で logiTAP に入る。そのサイズは 5M にもなりダウンロードにちょっとした時間を要す。

Altia の GUI ビルダーを使ったデモでは ダバー・ユヤが説明してくれた。彼はかつてのドイツ代表のゴールキーパのカーンみたいな風貌で彼が大またで歩いていると思わず道をよけてしまいそうだが、直に話してみるとこれまたものすごく丁寧な物腰の人だ。彼の話によると Altia の GUI ビルダーは TAT とは違い C のソースを吐き出す。そして、そのソースを他の Alita が提供する暗号化された C ソースと共にコンパイルリンクする。TAT のそれとは違いサイズがコンパクトになる。Altia の用意するフレームバッファ用のライブラリがありこれを使っても動作はするが、logiTAP では特別にハードウェアのアクセラレーターを使ったライブラリを用意している。これらは関数テーブルでまとめられていて必要に応じて呼ばれることになる。