完全に手前味噌だが、、、
うちではすでに魚眼レンズ(logiLENS)の補正を IPコアとして販売している。
http://www.xylon.jp/ja
さて、こちらはパソコンを必要としない。性能的には見劣りはしない(というか現時点では上)
- micron のセンサーモジュールを直接入力可能(LVDS)
- micron の 752x480 で VGA よりちょっと大きい。最大で 1024 x 512 に対応
- micron のは 60fps これに対応している
- logiLENS の出力は最大で 2048 x 1024
- キャリブレーションソフトでハード的にもソフト的にも(理論的には)どんな魚眼レンズにも対応。
現在 logiCRAFT3 上で動作しているが logiCRAFT3 が使っている Xilinx のチップは XC3S1200E で SDRAM を使用している。これは SDRAM で動作するということであり DDR や DDR2 を使えばもっと余裕が出ることでしょう。logiCRAFT2 なら DDR なので DDR を使いたければこちらのボードを使えばよい。XC3S1200E で動作するということは乗算回路をさほど(といってもいっぱいつかっているけど)必要としないということでもある。
現在、logiCRAFT3 上で動作させていて、こま落ちもなく快適に動作している。動作的には
micron のセンサーモジュール → LVDS → logiBAYER → logiLENS → logiCVC → LVDS → LCD
と出力される。あとは SDIO の無線 LAN でコントロールし情報を得ればかなりいいソリューションだ。logiTAP でも動くことは検証しているのでタッチパネルと組み合わせることも出来る。
PC のキャリブレーションソフトがあり、魚眼レンズのひずみ具合を測定し VHDL のソースあるいは C のソースを吐き出す。VHDL のソースをそのまま合成すればスイッチオンですぐにその特定の魚眼レンズに対応できるし、あとでソフト的にもひずみの補正値にも対応できる。
USB の魚眼レンズに対応していないのは今後の課題だな。
総合的に見るとよく出来ると思う。技術的な部分だけを取り上げるとまさることはあっても劣ることはない、、、、けど、こんなの書いちゃったら追いついてくるだろうね。
良い製品が勝つとは限りらないのが世の中だから、、、
決定的な違いはそのコンパクトさ。比較の問題だけど乗算回路が少なくてよいこと、さらにトータルのスライスが小さいことは大きな違い。恐らく、ちょっとやそっとで追いつけない。ついでに書くと周辺のIPコアの充実もちょっとやそっとでおいつけない。logiBAYER は LVDS の入力が出来るし logiCVC-ML はマルチレイヤーで LCD へ出力(あるいは DVI や NTSC で)できる。
どっかの商社かメーカがうちの製品を拾って積極的にCMでもしてくれれば勝てるかもしれないが、資金力の差は技術で埋められないからね。(逆も叱り。技術の差は資金力では埋められないぞ)「2013年度に約3億円の売上げ」は大手さんだと達成できるのでしょう。
まぁうちはこつこつと中小零細企業と技術者のために働きます。資金力ではひっくり返っても勝てないけど、つぶされることもない(そもそも競争になってないか)。