新千葉 ガーベージ・コレクション

FPGA マガジンやインターフェースで書けなかったこと等をちょぼちょぼ書いてます。@ryos36

IVI をインストール

IVI だが結局 galileo にはインストールできなかった。3つあるうちの
net.sourceforge.ivi.cver.tools.linux_installer_1.0.2_1.zip
インストールがうまくいかなかった。仕方が無いので一つ前の europa(オイロパ)を使うことにした。こちらにはインストールできた。IVI 自体は verilog のパーサーは無いので cver をインストールする必要がある。話が前後するが、、、

gplcver は Verilog HDLのシミュレータ。verilog のソースをコンパイルし波形を作ってくれるプログラムだ。その形式が VCD というフォーマット。VCD を google でさがすと Video CD にひかかってどういうフォーマットかさっぱりわからない。どうも IEEE で決まっているらしい(IEEE Std 1364-2001)。Value Change Dump で検索すると GHDL のヘルプにその記述があった。「VCD (value change dump)は verilog 標準で決められは波形記述のフォーマットです」だそうだ。

gplcver は sourceforge からダウンロードできる。

http://sourceforge.net/projects/gplcver/files/

gplcver の商用版が Pragmatic C Software の CVC 。

http://www.pragmatic-c.com/

これは verilog のソースを Linuxx86 アセンブラコードに落とせるとうたっている。

gplcver で生成した .vcd ファイルを見ようと思うとビューワーが必要だ。IVI はその一つで、eclipse のプラグインとして提供されている。そのほかに GTK Wave とか wavevcd などがあるようだ。(どちらも使ったことが無い)
http://www.iss-us.com/wavevcd/index.htm
で、結局、cygwin に cver をさらに europa に IVI を導入してまぁ見事波形の出力を得ることが出来た。