新千葉 ガーベージ・コレクション

FPGA マガジンやインターフェースで書けなかったこと等をちょぼちょぼ書いてます。@ryos36

LoRa と LBT

LBT(Listen Before Talk)

Transmit じゃないのか、、、というのはともかく、日本の法律では LBT しないと送信できなかったらしい。

https://qiita.com/tanupoo/items/18803245cb6130095729

この qiita の記事によると法改正があって条件付きで LBT しなくてもパケット送信が出来るようになったらしい。 裏を返せば、法改正前は LBT なしで送信するのは法律違反ということになる。 もしそうなら、これ、事実上今まで LoRa は扱えなかったはずだ(私も含めて)。

むかしの Ether のコリジョン判定と同じで恐らく送信しながら観測して、コリジョンを発見するとランダムな時間休んでから再送信ということをしないといけないはず(たぶんね。根拠なし)。そうすると通常の送信は使えず、どうやら FPGA つかって判定するみたいだぞ。そういうレベルで判定してもらわないとできないはずだ。チップにその機能があるとかが必要という事。

LoRaWAN 的には(法律の外)送信側は特に最初に送出するタイミングの規定はないみたい。もちろん、送出後のおくってはいけない時間というのはあるだろうが。

"3GPP では,チャネルアクセス方法として,以下の四つのカテゴリーを定義"という記述をみつけた。このカテゴリ4といのが LBT らしいぞ。「送信前に所定の範囲内からランダムに値(ランダムバックオフ)を生成し,固定のセンシングスロット時間でのキャリヤセンスを繰り返し行い,生成された値の分だけチャネルが空いていることが確認できた場合に送信.ランダムバック オ フ 値 の 生 成 範 囲(Contention window size)は他システムの通信との衝突による通信失敗状況に応じて可変」(https://www.jstage.jst.go.jp/article/bplus/10/2/10_80/_pdf) う~ん。なにいっているかわからない。

しらべるとこんな資料も出てくる。 https://www.soumu.go.jp/main_content/000627919.pdf

「日本は、キャリアセンスが必須(2019/6/18 の資料)」ということで キャリアセンス = LBT は必須ですね。(過去形にしていいのかどうか)。

単純に今送信していたら送信を邪魔しないとすれば FPGA いらないな。これでいいのか。LBT は。ということはどっかにソースがあるというはなしだよね。むむむむ。(続く)