ベトナムとタイ

CQ出版の筆者仲間である某I氏とベトナムとタイに行ってきた。ベトナムでは JETRO の人から最近の IT 関連の状況を、タイでは同じく JETRO の人と昼食をとり IT 関連の状況、さらに DG 社を訪問し組み込み関係の話を聞いてきた。

JETRO を通して見たベトナムの話を簡単にすると、IT 業界は大雑把にサーバ系の IT 業界しか見えず、細かい組み込みシステムの話までは見えなかった。そして小さな会社も見えなかった。ベトナム国内に大きな会社がないというのが現実で、つまり業種として成熟していない。それはいろんな意味でチャンスでもあるのだが、ベトナム人の気質としての独立志向と非協調性があいまって、優秀な人材ほどスピンアウトや他の会社へのステップアップをするため、人材が定着しないという問題があるようだ。

一方、タイでは大きな会社もそこそこあることから安定志向があり、優秀な人材は大きな会社に集まる傾向にある。そういう意味で小さな会社がもぐりこむ困難さがある。

DG 社の話を聞くとちょっと Jetro とは違った視点になる。タイでの組み込みシステムの需要は年々増えるが決定的に人材が不足しているとのことだ。恐らく、優秀な人材はIT業界(サーバ関連だね)に流れきつい組み込みシステム関係にはなかなか人が集まらないようだ。非常に残念な傾向だ。

残念ではあるがビジネスチャンスはある。

とはいえ、うちのような弱小がタイに出る資金力もなし、コネクションもなし、タイの文化の理解もなしでは当分はここにビジネスを展開する意味は無いだろうな。

これもまた、なぜかタイで暮らしているCQ出版の筆者仲間である某O氏ともあってきた。相変わらずだ。タイの観光案内をしてもらい、最後は将来のお互いの成功を願いつつ屋台の飯を二人で食った(ひとりあたり30バーツ=100円未満!!)。

収穫があったようななかったようなタイ出張だったが、幸いにも DG 社と繋がりが持てた。今後はよくわからないが World Wide に活躍するということになるのだろうか?