新千葉 ガーベージ・コレクション

FPGA マガジンやインターフェースで書けなかったこと等をちょぼちょぼ書いてます。@ryos36

ロコ&クラジミール

ロコは無口だが人懐っこい感じの人だ。いつもほとんどしゃべらないが昼のカンティーナには必ず一緒に行動している。ものすごく低い声でゆっくりとしゃべる。最初は英語だからなのかと思ったがクロアチア語もゆっくりとしゃっべているところを見るとそういうリズムの人のようだ。クラミジールはコーヒのみ場でよく会う。そして必ず「は〜い」とニコニコ手を振る。しかしそれ以上の会話はない。彼らからは logiWIN のテスト方法についてレクチャーを受けた。logiWIN のテストは自動的に行われている。C 言語によるビヘイバーモデルと実際の logiCRAFT2 をコントロールするプログラムとでシミュレーションと実機の違いを確認する。もし違いがあれば logiWIN に問題がある可能性があるということだ。「ザットイズプロブレム」というのがロコのちょっとした口癖のようだ。きっと開発中にいろんな問題を見つけてそしてそれを解決してきたので、「このプロブレムをうまく解決して言ったんだよ。」と言いたいのだろう。ロコの肩書きは FPGA Programmer となっているので実際にソフトのアプリケーションを作っているのは後ろでニコニコしているクラジミールのようだ。説明はロコ。笑顔はクラミジールの担当だ。夕方に始まったレクチャーは就業時間を過ぎる。しかしロコの説明は続く。クラミジールはいったん席をはずすと自分のかばんを持ってきて「今日は用があるので」と帰ってしまった。ニコニコしていてほとんどしゃべらなかったクラジミール。なんとなくザ・フーのメンバーに似ているクラジミール。今度はちゃんと会話しよう。