新千葉 ガーベージ・コレクション

FPGA マガジンやインターフェースで書けなかったこと等をちょぼちょぼ書いてます。@ryos36

ipod touch 購入

ipod touch を購入した。

実験用。まぁばらすことはないでしょうが、、、Sharp の W-ZERO03 や AU や nine も持っているが、こちらとの比較をすると、ipod touch はとにかくコンセプトは不明だがウェブブラウザとして使う気になる。

その理由のひとつは、無線 LAN による回線スピード。AU のブラウザも nine の NetFront もまず改選すピートという意味でもはや使う気になれない。外に出かけたときに、あっそうだ、nine って NetFront もってたんだっけ、、、ってちょっと使ってみることはあっても、積極的にパソコンの代わりに使う気にはなれない。
これもそれも、回線スピードの問題です。無線 LAN のスピードなら iTune ストアにも行く気になる。
ブラウザの操作性と視認性が次にくる。表示エリアが広い。といっても W-ZERO03 と大して変わらない(?)ので視認性は本来かわらない。この小さい画面でのブラウザの操作性でもっとも重要なのは、縮小拡大。結局、Web というのは文字情報なので文字としてどれだけ快適に認識できるかがポイント。ipod touch の mobile safari はよく出来ていて、タッチパネルという特性を良く生かしている。特に文字が見やすい倍率に”すぐ”に出来る操作性は秀逸。
次に言うとコンテンツか?AU はそれでも使う気になるのは、AU 自身がいろいろコンテンツを用意しているから。残念ながら willcom はコンテンツが充実していないし、パソコンで見れるものをわざわざ PHS で見る気にはならない。パソコンがないから PHS で仕方なしに見るということはあるかもしれない。
一方、ipod touch は iTune store という強力なコンテンツがあるのでそれだけでも見る価値がある。

残念なのは google map などのアプリがないことか?iphone は確か、カメラもついて、GPS ? もついて、google map に対応している。そういったおまけ機能の充実は重要だな。音楽プレイヤーとしての立ち位置としてのコンセプトがいまひとつ甘い気がする。総合的な機能として、致命的なのはメール機能がないことか?(音楽プレイヤーだから当然かもしれんが、、、)

まぁ当面、音楽プレイヤーではなく会社近辺のウェブブラウザとして使うことになるでしょう。you tube は見れるのだが、、、どうも、まだ ipod touch に動画が対応していない。変換作業を順次やっているのだろうが、おいついていない。パソコンでは見れるが、ipod touch ではみれないという動画が存在する(パソコンサンデーを見ようとしたら、、、)

さて、ipod touch は音楽プレイヤーなわけだが、じゃその mp3 プレイヤーとしての機能はどうだろう?

まずは、「Heavy Weather」を Windows 経由で変換し、ダウンロード。うぎゃ、ハイハットの音がつぶれている。バスドラの響きがあまい。ベースの音がぼんやりしている。明らかに音が悪い。これは ipod touch の問題ではなく mp3 の問題。もしかしたら mp3 の変換の設定で音質を変えられるかもしれない。

誤解の内容に言っておくと、mp3 自身の変換で音質がうんぬんというのは間違い。mp3 は音質を調整できるので、高音質にすれば圧縮率は低くなるが良い音になるはずだ。ロスレスも可能かな?(よくわからない)

恐らく設定で変えられるでしょう。ただし、itune store で購入するときは注意が必要だ。特にダイナミックレンジの広い音楽の購入。Jazz やクラシック。mp3 の特定の音質で変換された音楽をダウンロード、購入することになるので、恐らく CD より音質が悪い。

さて、二枚目のアルバムをダウンロード「return to forever」。ボーカルが入っているものはそんなに音質は気にならないかもしれない。まぁ、いずれにせよヘッドホンで聞くのだからという割り切りは必要だ。ipod を中心としたオーディオシステムにするのはだめだね。

昔ながらのオーディオファンにはお勧めしません。Jazz やクラッシックを聴く人にもお勧めしません。Jazz やクラッシックが好きな人はダウンロード購入はやめましょう。CD で買って自分で変換。出来れば自分のオーディオで CD を聞くことをお勧めします。

その音質的なデメリットを差し引いても ipod はいいね。

音質といえばレコードを MC の針で聞くなんてのは最高にいいところまでいってた。高田馬場の Jazz バーで聞いたレコードはそばでベースを弾いてるかのようだった。ここまでくると CD では太刀打ちできない。

しかし、それを実現するには100万じゃ効かない。レコードは扱いが難しくて、一般人が気軽に聞けるという意味では圧倒的に CD の方が上で、トータルでは CD の方が音質が上になる。(レコードの管理は大変だから)

つまり、音質が重要なのではなく気軽に聞けるかどうかが重要なのだ。

それを考えると、itune store は CD 店をはしごしなくてよくなるわけで、これはもう画期的。音質というレベルではなく、マーケッティング的には CD に勝つことは間違いない。

かくいう私も iture store で2時間くらい遊んでしまった。cameo のビデオクリップをダウンロード購入しかけたぞ。

まぁ、いずれにせよ ipod touch 結構いかしているのでもう一週間は十分に遊べそうだ。