理解と行動 その2

理解をして行動に移すまで、人は若干時間がかかるようである。子供は特にそうだ。

別の例をあげる。本をぺらぺらめくって特定の文字を見つけようと思ったとする。「ウィンブルドン」という文字を探しているとしよう。P9,P11,P13...とめくって、あみつかったと思ったときにすぐに手がとまることは無い。

目に文字が飛び込んでくる→理解する→ページをめくるのをやめる

一連の作業は若干の遅れを伴って実行される。しかも、知覚できるくらいの速度だ。大脳生理学的な部分はよくわからないが、これを思うと、CPU のキャッシュとパイプラインと同じような動きをしているなぁと常々思う。

人間がどんなにがんばってもやっぱり物理法則にしばれられる。

子供との接し方

「理解をして行動に移すまで人は若干時間がかかる」を知っていれば、子供との接し方はだいぶ違う。子供と一緒になってトラブルを大きくする必要は無い。子供にこれから起こることを予測させればいいのだ。うちの場合トラブルをなるべく早く解決するために幾つかのテクニックをつかっている。

  1. 「今からお話があります」と言う
  2. これから起こりえることを事前に話し合う
「今からお話があります」

この手法は何回か使って覚えさせると効果てき面だ。「今からお話があります」といって、「たんたん」と説教を始めるわけだが、このとき、幾つかの注意をしていれば必ず子供は話を聞いてくれるようになる。

  1. 怒らずにやさしく話す
  2. 最後はなかよくなる

子供も悪いことをやったと思っているから、「お話があります」がもたらす結果は受け入れやすい。これ以上怒られることも無いので安心できる。妥協点としては子供も受け入れやすいということだ。

これから起こりえることを事前に話し合う

例えば、「いまから”そごう”にお使いに行くよ。」という話になったとする。起こりえるトラブルはいくつかある。

  1. ジュースを買ってくれといい始める
  2. 時計台をみたいという(1時間ごとに仕掛け時計が動き、音楽が流れる)

そのときに予め「ジュースは買わないよ」「(時計台の)音楽は聴けるといいね。でも聞けないこともあるからね。そのときは時計だけ見て帰ってこようね」と言っておくのである。そうはいっても、やはり途中で「ジュースを買って」という話にはなるのだが、「ジュースは買わないというお約束だったよね」と言って”絶対”に買わないようにする。子供も予めお約束したことは絶対に覆らないと知るとあまりだだをこねることはなくなる。

似たようなことに、旅行の前の注意点を予め確認するというのがある。「旅行というのはいつもと違うし、疲れてしまうから、喧嘩をしないように人に優しくするんだよ。」と言っておく。この事前準備をしておけば、旅行でのありがちなトラブルの幾つかは避けられる。

今日は、明日の朝のことについて小学3年生の娘と話した。明日の朝の準備の話、寝坊しても騒がないというお約束、プールのための体温チェックの準備などなど。これで、朝のトラブルがなるべく避けられるはず、、、、