新千葉 ガーベージ・コレクション

FPGA マガジンやインターフェースで書けなかったこと等をちょぼちょぼ書いてます。@ryos36

PowerPC

IBM, 半導体の勝算

日経エレクトロニクスの特集。確かに、パソコンの世界は頭打ちかも。Apple の増益はパソコンではなく iPOD だし、パソコン、特に OS にこれ以上何を求めるのだ?コンシューマー向けのアプリケーションとしては、はまだまだ面白い分野が残っていそうだけど。…

FPU 拡張命令

Viretex-4 の PowerPC では、APU が使える。APU を使うと、拡張命令を”自分で”作ることが出来る。まさに FPGA の真髄だ。むかし 8087 ボード(チップじゃないところが泣ける)を、秋葉原に買いに行ったのとは隔世の感がある。 Xilinx では標準で PowerPC の …

クロスコンパイル

PIII の Red Hat Linux 上でやっとカーネルのクロスコンパイル環境を作った。glibc のコンパイルにものすごい時間がかかった上にできたオブジェクトは 405 コア用じゃなかった(fmul とかつかっている)。-mcpu=405 とすれば恐らくうまくいくと思うが(すくな…

[Linux] 405の浮動小数点

405 コアのパンフレット等を見ると積和演算を 2 clock で行うことができると書いてあったりする。それで、ずーと、405 コアには浮動小数点用のユニット(FPU)があるものだと勘違いしていた。やっとわかったのだが、405 コアにはFPU は搭載されていない。載っ…

APU と DCR と FSL

Virtex-II には DCR (Device Control Register) が、MicroBlaze には FSL ( Fast Simplex Link ) がある。これを利用すれば、コプロセッサを実装することが可能であるらしい。APU はより PowerPC 内部に入り込んでいる。資料によるとパイプラインと組み合わ…

603e vs 405

603e vs 405 603e は 0xFFF000100 から立ち上がる。0xFFF000000 からのオフセットで 0x2FFF までが割り込み・例外ベクターとしてリザーブされている。割り込み・例外種別によって 0x100 バイトとびになっている。ベクタと言うより、そこにちょっとしたプログ…

セグメント変換とブロック変換

Power PC のアドレス変換は非常に複雑だ。なんと、セグメント変換とブロック変換という二つの変換方法を”同時に”行う。一般にはどちらかしかヒットしない。同時にヒットした場合は、ブロック変換が優先される。(らしい) 玄箱からSUZAKUへ やはり、企業的な…

The PowerPC Architecture

IBM から本が来た。1-55860-316-6。8,024 円もする本なんですけど、、、ご無理を言って申し訳ありません。かならずや、フィードバックします。 玄箱 いろいろ調べていくと玄箱というのにたどり着いた。コミュニティサイトもあるが、なぜか英語。日本では偉い…

Inside PowerPC と PowerPC 解説

県立図書館から2册の本を借りた。Inside PowerPC はモトローラ、PowerPC 解説は IBM が監修している。どちらも Power Machintosh 6100 なんて書いてあったりして、かなり年代物だ。Insede PowerPC の方は訳がひどくて何を書いてあるのか分かりづらい。 どち…

に注目

これから PowerPC に注目をしようと思っている。 Sony の PS3 も、MS の XBox 360 も任天堂もすべて PowerPC を採用するらしい。 そう思って、本棚をひっくり返すが、PowerPC に関する資料は皆無。さらに、アマゾンで調べると PowerPC に関するほとんどの本…